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損害保険会社に内定を獲得したエントリーシート【就活の軸編】

エントリーシートでは「学生時代頑張ったこと」や「志望動機」などの項目は必ずと言っていいほど聞かれるものですが、その中の1つに「就活の軸」、つまり「どういう基準をもって就活を行っているのか」という項目も何社か見受けられました。今回は実際に使用したエントリーシートを元に、「就活の軸」について解説したいと思います。

■なぜ就活の軸を考える必要があるのか?

①基準をもって行動できていると採用担当の人に印象付けるため

「就活の軸」をうまく伝えられるかどうかで、採用担当の人がもつ印象は大きく変わります。例えば、複数の業界にわたってエントリーをする人が多いと思いますが、その業界を選んだ理由を明確に答えられないと、「この人は特に意味もなく、やみくもに企業を選んでいる」といったマイナスなイメージを持たれるかもしれません。「業界はいくつか受けていますが、それは〇〇な理由から選んでいます」と一貫した軸を相手に伝えることができれば、「考えながら行動できている」と評価されるはず。

②将来の夢は何か、どんな働き方をしたいかなど、仕事に対する考えを伝えるため

会社に入ってから成し遂げたい夢は何か、そのためにはどんな環境で(個人単位で動くのか、チーム単位で動くのかetc.)働きたいのか、という風に自身が考えている仕事観を伝えることで、入社後のイメージを採用担当の人に持たせることが出来ます。とりあえずこの企業に入りたい、入ってから考えるといったスタンスでは印象が悪いと思います。自己分析を進めてこれらのことを明確にできるようにしましょう。

■実際に使用したエントリーシート(損害保険会社)

Q. あなたの就活の軸は何ですか。

就活の軸は2点あります。1点目は、夢を実現できる企業であるかということです。私の夢は「日常生活を安心して暮らせる社会にすること」です。このように思ったきっかけは、新潟で経験した2度の大地震でした。平穏な日常が一瞬にして奪われてしまう恐ろしさを覚えて以来、日常生活を不安なく安心して暮らせることが一番の幸せであると感じるようになりました。就職活動ではこの夢を実現できるかどうかが軸になっています。2点目は、企業理念が私の価値観と合致しているかということです。私は、双方のべクトルが合わないと入社してからのミスマッチが起きてしまうと考えています。そのため、セミナーやOB訪問、HP等を通じて企業理解を深めるように努力してきました。その中で、損害保険という仕事は、日常に潜むリスクを事前に最小化する役割と、万が一リスクが発生した時に保険金をお支払いする役割があることによって日常生活の安心を支える大きな力になれると思ったからです。

POINT①―人生の原体験から将来の夢を伝える―

1点目は、夢を実現できる企業であるかということです。私の夢は「日常生活を安心して暮らせる社会にすること」です。このように思ったきっかけは、新潟で経験した2度の大地震でした。平穏な日常が一瞬にして奪われてしまう恐ろしさを覚えて以来、日常生活を不安なく安心して暮らせることが一番の幸せであると感じるようになりました。

ここで私が意識したのは、人生の中で印象的だった経験を元に、将来の夢を書くことでした。人生で大きく影響を受けたエピソードを盛り込むことで、採用担当の人が面接で話してみたいと思わせるように工夫しました。

POINT②―働く際に何を重要視するかを伝える―

2点目は、企業理念が私の価値観と合致しているかということです。私は、双方のべクトルが合わないと入社してからのミスマッチが起きてしまうと考えています。そのため、セミナーやOB訪問、代理店訪問、HP等を通じて企業理解を深めるように努力してきました。

ここでは字数の関係で省略してしまいましたが、自分が持っているどんな価値観がその企業とマッチしていたのか、具体的に書けるとグッド。そのマッチングをどんな場面で感じたのか書けるとなおさらいいです。私は、代理店訪問での出来事を例に話をしていました。

まとめ

その他、将来の夢に沿って生命保険業界やインフラ業界等も受けていました。エントリーシートに聞かれなくても、就活する上では「就活の軸」は必ず考えておかないといけないでしょう。以上、参考までに!

執筆者:浦松 優有

私立大学4年生。内定先は、外資金融企業。学生時代は、体育会系サークルに所属。

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