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人事 学生時代頑張ったこと

【人事の本音】エントリーシートの学生時代頑張ったことで伝えてほしいこと。

まずはこちら 【完全網羅】エントリーシート(ES)の通過率を飛躍的に向上させる書き方と例

これから、就職活動をしているとエントリシートを記入する機会が多くなります。 その中で、よく出てくる設問が「学生時代に頑張ったことは何ですか」です。 これは設問の中の要です。 この設問に対する答えが良くできているかどうかで、そのエントリーシートの出来が断然変わってきます。今回は、考え方をお伝えします。

1.企業担当者は何枚もエントリーシートを見ている。

よく考えてみて下さい。 面接を受けるのが数十人であっても、エントリーシートを目にするのは数百枚になると思いませんか。 企業担当者は同じような内容を何枚も何枚も見てうんざりしています。 似ているようなことが書いてあるのがほとんどなので全部同じに見えます。 そんな中を勝ち抜いて次の筆記試験なり、面接に進むためのエントリーシートを書きあげなければなりません。 しかし、ここで勘違いしないでほしいのは人と違う目立ったことを書けばよいとうわけではないということです。 奇抜なエピソードを書いたところで「変わった学生だな」と思われるだけで、「採用したい」とは思うとは限らないのです。

2.エントリーシートの目的とは。

それではエントリーシートの目的とはなんなのでしょうか。 ここで重要なのは、「海外で活躍した」「何か賞を取った」というような立派なエピソードだけが歓迎されるとは限らないということです。 企業担当者はあなたの自慢を見るためにエントリーシートを書かせているわけではありません。 あなたがどんな人で、どんなことに打ち込むのが好きで、どのように仕事をしていきたいと思っている人なのかを知りたいだけなのです。 薄っぺらな出来事だけは、他の人でも書けます。 あなたにしか書けない、オリジナルのあなただけのストーリーを書い下さい。 あなたのストーリーが真実ならば、あなたの人となりが担当者にも伝わることでしょう

エントリーシート

3.「学生時代に頑張ったこと」が伝えるもの。

では、「学生時代に頑張ったこと」伝えるべきことは、どういうことなのでしょうか。行ってきた活動を具体的に書き、入社後の活躍を連想させることはもちろんのこと、「人柄や自分がこういう志向がある。」ということが伝わってくるものが良いです。さらにその志向が志望動機につながるような流れになるのが一番良いです。

学生時代に頑張ったことを書く前に、自分は何が好きだったのか。 何をして楽しかったのか。何を大事にしたかったの。かを確認しましょう。そのあなたらしさを大切に学生時代頑張ったことを書いてみましょう。また、あなたらしさが志望動機に繋がっているかを確認しましょう。そのポイントを間違えなければ、 あなたのことが人事に伝わるはずです。

執筆者:佐々木美也子
元大手メーカー人事採用担当者。入社1年目より採用業務にトータルに関わる自らの就職活動時も50社を受験するなど学生の視点に立った採用活動を展開。

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