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【地方銀行内定者】実際に内定を獲得したエントリーシート 大学生活で一番力を注いだこと編

エントリーシートの書き方の記事はよくありますが、実際に内定を獲得したエントリーシートを見たことがある人は、少ないと思います。「就活のミカタ」では、エントリーシートの良い部分を解説付きで紹介します。今回は、地方銀行に内定を獲得したエントリーシートの大学生活で一番力を注いだこと編です。

 

■実際のエントリーシート

【ゼミ生4人で半年間かけて作成した論文】「金融機関が社会と共に発展していくためには」というテーマの下、論文を作成しました。発展途上国におけるマイクロ・ファイナンスについて研究を行い、先行研究の論文や著書を10編以上読み、理解を深めていきました。しかし、研究を進めていくうちに、多くの疑問点が浮かび上がり、また専門的なお話を実際に聞いてみたいと思うようになりました。そこで、日本でマイクロ・ファイナンスの関心、理解を得るために活動している、NPO法人が主催する勉強会に参加しました。勉強会後に、私たちが疑問に感じていることについて質問させてもらい、より理解を深めることができ、論文作成に活かすことができました。この経験を通して、自ら行動すれば、必ず得るものがあるということを学びました。

■解説①

【ゼミ生4人で半年間かけて作成した論文】「金融機関が社会と共に発展していくためには」というテーマの下、論文を作成しました。

「大学生活で一番力を注いだこと」という質問に対して、「ゼミ生4人で半年間かけて作成した論文」と適格に答えている点がよいでしょう。基本的に、質問に対しては真っ先に答えるようにしましょう。答えた上で、その後説明するのは非常に文章としてわかりやすいでしょう。

■解説②

しかし、研究を進めていくうちに、多くの疑問点が浮かび上がり、また専門的なお話を実際に聞いてみたいと思うようになりました。

ここの部分はこの後行動を起こしたきっかけを述べています。行動したことの事実だけを書く人を良く見受けますが、きっかけや背景を書くとより真実味がわきます。

■解説③

この経験を通して、自ら行動すれば、必ず得るものがあるということを学びました。

実際に経験したことにより、何を学んだのかが述べられています。行動したことにより、行動する前と比較しどこが成長できたのか書かれている点がプラスです。また、意欲・前向きさのアピールにも繋がっているところもよいでしょう。

■まとめ

300字強という短い文章の中で、質問に適格に答え、自ら考えて行動し得たことがまとめられていて、とてもわかりやすい文章です。きっかけや背景が書かれていると、本人しかわからない気持ちの部分が現れます。それも含まれている点がよいでしょう。

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