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【損害保険業界内定者】実際に内定を獲得したエントリーシート

エントリーシートの書き方の記事はよくありますが、実際に内定を獲得したエントリーシートを見たことがある人は、少ないと思います。「就活のミカタ」では、エントリーシートの良い部分を解説付きで紹介します。今回は大手損害保険業界の内定者のエントリーシートを紹介します。

■実際のエントリーシート

【1】あなたの所属するサークルの活動期間、役割、人数等具体的なイメージができるように内容を教えてください。(250字以内)

私は大学入学以来「○○大学ラーメン部」というラーメンサークルに所属し、これまで毎年300杯以上ものラーメンを食べ続けてきた。個人的に「全国でNo.1のラーメン好き大学生」を目指して活動を続けてきた一方で、2年次からは代表となり約500人ものメンバーをまとめ上げ、彼らにラーメンの魅力を発信してきたのである。個人の成果としては某キー局のラーメンをテーマにしたバラエティ番組に学生代表として出演を果たし、サークルの代表としては具体的に「自家製油そばの開発」や「オリジナルラーメン本出版企画」を行ってきた。

■解説①

具体的にまとめてあり、わかりやすいです。入部した時、2年生の時、そしてテレビ出演をした時と、段階を踏んで前に向いている点もよいでしょう。

【2】その取組みの中で感じた課題や問題、及び感じたきっかけ、背景について教えてください。また、その後どのような行動を取ったのかについても教えてください。(400字以内)

私がラーメンへの取り組みの中で最も課題に感じた事は「サークルのマネジメント」などというありふれたものではない。3年間に渡ってほとんど毎日ラーメンを食べ続けてきた私の最大の課題は「体型のマネジメント」だ。ラーメンのカロリーは凄まじく、私が1年生のときの夏に早くもその異変が見られた。ある日の入浴時、鏡に映った自らのだらしない腹回りに気付いたのである。その時私は驚愕した。なぜなら私はそれまで10年以上続けてきたサッカーで鍛えたスマートな体型を維持してきたので、自分が太ったという事実はあまりにも受け入れ難かったからだ。ラーメンは食べ続けたいが太るのは嫌だ、そう感じた私は肥満というリスクをヘッジする為、本格的にランニングを始める事に決めた。最初は5〜6kmから始め、段々と距離や目標タイムを上げていったのだ。そうしてトレーニングを重ねることで、遂に昨年12月にホノルルマラソンを完走するまでに至ったのである。

■解説②

私がラーメンへの取り組みの中で最も課題に感じた事は「サークルのマネジメント」などというありふれたものではない。

いい意味で期待を裏切るインパクトがあります。文章にひきつけられます。

■解説③

ラーメンは食べ続けたいが太るのは嫌だ、そう感じた私は肥満というリスクをヘッジする為、本格的にランニングを始める事に決めた。

自分がやりたいことのリスクを無くすために、別なことに取り組もうとする前向きな行動力がよいでしょう。

■解説まとめ

内容としては、「ラーメン」という切り口で人事担当者によっては、「ふざけているのか?」と感じる人も中にはいると思います。しかし、よく目を通してみると、ラーメンを通して、自ら主体的に動き、部の代表になり、テレビ出演をし、体型を気をきにするところからランニングをはじめ、結果的にはホノルルマラソンにまで出るという、とても前向きなところ、行動力が優れているところに魅かれます。何事も成長している人は魅力的にうつります。

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