ゼネコン業界の中でも最大手5社だけを指す、スーパーゼネコン。手がける仕事の規模も圧倒的に大きく、ゼネコンに行くなら、スーパーゼネコンがいいという人も多いはず。ゼネコンというと建築学科や理系のイメージが強いですが、実は、4人に1人は文系出身者なのです。営業・総務・法務・海外営業・現場事務などなど文系が担う仕事も多く存在します。文系出身社員のことをゼネコンでは総称して「事務職」と読んでいます。今回は事務職でスーパーゼネコン2社から内定を頂いた私が受けていたからこそ実感したスーパーゼネコンから内定をもらうための重要なポイント4つを伝授します☆彡
目次
1. リクルーター面談が「命」
多くの企業はプレエントリー→エントリーシート→面接・学力テストの順番で進みますが、ゼネコンはプレエントリー→リクルーター面談→エントリーシート→リクルーター面談→面接・学力テストのように、随所にリクルーター面談が入ります。
仕事柄、大勢の人と協力することが多いので、人柄や人当たりを重視する傾向にあるようです。リクルーター面談を乗り越えなければ次のステップに進めないのでリクルーター面談の段階から準備万端で臨んで下さい。
2.1人で成し遂げるではなく、「皆で協力」して成し遂げたエピソードを
学生時代にがんばったことや自己PRなど、自分をアピールする場では、ひとりで頑張ったことよりも周囲とどのように協力したか、周りをいかにまきこんだかなど周囲との関係性がわかるエピソードを選びましょう。ゼネコンは事務職に多くの人をまとめられる人の気持ちを動かせるひとを求める傾向にあると私は去年実感しました。
3. 「SPIは8割」以上
これは言葉のとおりです。スーパーゼネコンはSPIで足切りを設けています。7割で通過するスーパーゼネコンも有りますが、業界最大手の足切りは8割と言われています。長期休暇などを利用し早めから対策して下さいね★
4. なぜスーパーゼネコンのなかでも、「なぜその1社でなければいけない」のか。
スーパーゼネコンに関わらずゼネコンの仕事は「建物を建てる」ことです。スーパーゼネコンは技術力もどれも大差なく高いです。事務職社員に任される仕事の裁量も大差ありません。そのなかでなぜその1つの会社でなければいけないのかをきちんと言葉にして伝えなければ、熱意は伝わりません。会社ごとのカラーや風土を見極め、その会社でなければいけない志望動機を完成させて下さい。カラーや風土を知るためにOBOG訪問をすることもおすすめです。
最後に
建築学科・理系のイメージが強いゼネコンですが、実際に事務職の社員の方とお会いしてそれは払拭されました。迷われている方も是非詳しく調べてみてください。少しでも参考になれば幸いです。
執筆者:会田ゆうこ
国立大学4年生。内定先は、インフラ系企業。4年半海外に住んでいた経験がある。大手人気企業、複数社から内定を獲得した自身の経験から執筆。